沼田大天狗
国登録有形文化財
旧土岐邸洋館解体移築工事現場
沼田貯蓄銀行
重要文化財 旧生方家住宅
テラス沼田のルーフガーデンからの景色
現木住協会長と前会長様
皆さんこんにちは!
工事部です。
年末に近づくにつれお忙しくお過ごしだと思われますが体調を崩さないようお気をつけください。
さて、そんな年末のイベントの一つである群馬県木造住宅産業協会様の忘年会に私たちも参加させていただきました。
群馬県木造住宅産業協会というのは、群馬県内の木造住宅を扱う工務店など有志による団体で、群馬県内群馬県内産の木材を使用した優良な住宅の普及推進と「ぐんま住宅完成保証預託制度」の運営を行っています。
私たち長建産業もこの協会に入っており、忘年会の方に参加させていただきました。
会場は沼田市でした。お昼過ぎに集まり、沼田市の歴史を見学しました。
まず街なか天狗プラザに集合しました。そこには今まで見たことのない大きさの大天狗のお面が安置されていました。この大天狗の面は沼田まつりで担がれるお面と教えてもらいました。そしてなんとも驚きなのがこのお面を担ぐのが女性だということです。顔の長さが4.3m・幅2.3m・鼻の高さ2.9mと男性が担ぐのも大変そうな面を女性だけで担ぐなんてそんな無茶なと思いましたが、調べてみたら画像が出てきとてもすごいと感動しました。
次に国登録有形文化財の旧土岐邸洋館解体移築工事現場を外から少しのぞかせていただきました。洋風な造りと和風な造りがおりまざった観ているとどんどん引き込まれていくような感じを思うとても綺麗な建物の外観をしていました。内観の方はまだ工事中ということもあり見学は出来ませんでしたが、完成した際には足を運んでみたいと思わせる魅力を感じました。
次は隣にある生方記念文庫と県指定重要文化財の旧沼田貯蓄銀行を見学しました。
生方記念文庫は歌人で沼田市名誉市民である生方たつえさんの著書を中心に詩歌関係書が多く展示されていました。
沼田貯蓄銀行はこちらも移築された建物であり、当時の銀行を解体した際に出てきた和紙のお金が展示されていました。昔のものとは思えないほど状態がよく管理の大切さを実感しました。
その後、少し歩き沼田公園の中に移築された重要文化財である旧生方家住宅を少し見せてもらい、新しく出来たテラス沼田を見学させてもらいました。
テラス沼田は1階が広場でカフェなどが店舗として入っており、2階が歴史資料館になっていました。そして3階から5階までになんと市役所が入っていました。6階は市民活動エリアで子供広場や音楽スタジオなど登録すれば誰でも利用可能な施設が設備されており、7階にはトレーニングルームも設備されていました。
とても驚いたのがこの施設に市役所が入っていることでした。市役所といえばお堅く少し入りにくいイメージをもっていました。けれど沼田市の市役所はそんなイメージを取り払ったかのような雰囲気がありました。本当に誰でも気軽に足を運べるようなそんな気持ちになれる場所でした。
そして夜になり忘年会の会場に移動しました。半日動き続けていたのにそんなことなかったかのように皆さんお酒を飲み始めました。多くの経営者様たちの飲みっぷりにとても驚愕しました。流石建築業界を支えてきた人たちだなと思いました。
また、群馬県木造住宅産業協会の歴代会長の皆様に会えてとても勉強になる会に参加させてもらったんだなと実感しました。