時代を越える、ZEH創エネ住宅

角度によって表情を変えるモダンデザインの平屋邸。
全体は抑えたグレー色を軸にしているが、突き出た室内空間側はレンガ調を思わせるような赤み帯びている特徴的なデザインだ。
長建産業が得意とするL字設計によりデザインにさらにメリハリが加わり、視覚的にも飽きを感じさせない。

室内デザインはヴィンテージスタイルにまとめられ、色味の濃い木目調と淡い木目調とが空間を立体的に表している。
各部屋の所々に配置されているドアは深みのある青に統一されており、落ち着いた雰囲気の中にも「少しのワクワク感」を感じさせてくれる。

モダン系スタイルは一見デザインに目を向けがちだが、この邸宅はそれだけではない。
水回りは回遊できる動線となっていて、毎日の家事を軽減するために随所に造作収納があしらわれている。
ゆとりある2Way玄関もただいま手洗い器の設置も無駄のない動線上に配置され、住まう人の日々の1秒に目を向けていることがわかる。
機能性や収納量といった住まい手にとって必要な“リアル”が先回りされ考慮されているのだ。

近年では特に気になる性能面も万全だ。
高性能断熱材の使用を基本として、シーンによってベストな断熱材で施工されている。
耐震性能を高めるMIRAIE（住友ゴム社製）、24時間全熱交換型換気システムsumika（マーベックス社製）なども備えられ、生活の必要量に合わせた太陽光システム9.75kw、蓄電池8.4kwを搭載。これにより気になる光熱費にもいい意味で影響大だ。お財布の負担までが先回りされている、時代にあった理想的な住まいではないだろうか。